【毎月18日限定ご宝印 曼荼羅(マンダラ)】
11月18日から新たに加わる特別ご宝印は「曼荼羅(両界曼荼羅)」です。
曼荼羅とは、真言宗や仏教の考え方・教えを表現した世界を図示したもので、両界曼荼羅(りょうかいまんだら)は「胎蔵界(たいぞうかい)曼荼羅」と「金剛界(こんごうかい)曼荼羅」の2つの曼荼羅のことを言います。
曼荼羅は大日如来の説法を現しているので、どちらにも大日如来が描かれています。
胎蔵界曼荼羅は、大日如来を中心に、たくさんの仏さまが集まっていて、これは考え方の違う人や生き方を全て認め「他を肯定」する大きな世界が表現されています。
金剛界曼荼羅は、全体が9つに区切られていて、大日如来の知徳の世界を表しています。
どういう結果であっても、その結果に至った原因や経緯があるのだから「その原因やプロセスを正しい智慧でもって見極めて弁別していこう」とする分別の世界が表現されています。
中央に書かれた金胎不二(こんたいふに)という言葉は、胎蔵界曼荼羅のすべてを認め合う慈悲の世界と、金剛界曼荼羅の智慧(一般的にいう知識ではない)により分別していく厳しい世界は、「而二不二(二つでありながら一体)」であることを表現しているのです。
悩み苦しんでいる時は、偏った考えや妄信に陥っていることが多いと思います。
金胎不ニの精神で、日々心豊かに安らかにお過ごし頂けることを祈念しております。
18日限定ご宝印は郵送不可となっております。